進路を決める

≪MY MUSIC HISTORY㉘≫

～10/26より「私の音楽の歴史」を

振り返りながら綴っています～

2年生の夏休みは、Mちゃん、Yちゃん、

Kちゃんと北海道旅行へ行きました。

札幌～網走～層雲峡～阿寒湖

～摩周湖、知床五湖～ニセコなどを

バスで巡るコース。

最終日は富良野まで行く予定でしたが、

教員採用試験の二次試験と重なった為、

私は途中でバスを降りて、

一足先に大阪へ帰りました。

2学期になると一般の短大では、

就職活動が始まります。

ですが当時の音大短大生の進路は、

ヤマハ、カワイ、ビクターなどの

音楽教室の講師、中学校の音楽教諭、

自宅でピアノ教室を開くなど、

ピアノや音楽を活かす仕事に就くのが

当たり前とされていました。

その為、校内でリクルートスーツ姿の学生を

見かけることは殆どありませんでした。

私は北海道旅行を途中で帰った甲斐あって

二次試験に合格し、

中学校の音楽の教師になれることは

確定していました。

ですが、教師になるか…否か…。

「将来なりたい自分」を

真剣に考えて考えて…(~_~;)

考えた結果…、

音楽以外の仕事に就きたいと思いました。

短大で専門的にクラッシックを学び、

教育実習で経験したことも含めて、

全てが私の財産になりました。

これからは自分で選んだ

いろんなジャンルの音楽を

見て、聴いて、演奏することで、

財産を増やしていきたい。

更に今まで経験したことのない

会社組織の中で働いてお金を得て、

経験を積むことが出来たら、

どんなに豊かな人生だろう～！

と考えるとワクワクしました (*‘∀‘)

こうして私は、

リクルートスーツに身を包む

校内唯一の就活生になりました…^^;

To be continued…