ショスタコーヴィッチ「人形の舞曲」前編~ショスタコービッチピアノ作品集~
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石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です
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本日はショスタコーヴィチの「人形の舞曲」の
1~4の曲&練習のポイントをご紹介します。
1.叙情的なワルツ
F dur 3/4拍子 Moderato
優雅なワルツのイメージで♪♪♪
曲半ばの同じ音が続くスタッカートも
力まないように気を付けましょう (^○^)
この楽譜は全曲指番号が記されていない為、
弾きにくい箇所は指使いを書き入れる必要があります。
特に、始まりの左手の2拍目、3拍目は
3和音なので、手が小さいお子さんは
最初に指使いを決めて、
毎回同じ指で弾けるように練習しましょう!
2.ガボット
C dur 4/4拍子
Andantino(Andanteよりやや速く)
Andante…歩くような速さで
ガボットとは…フランスの地方のフォークダンスと
それに由来する古典舞曲。
4/4ないし2/2拍子で書かれていて、
アウフタクトで始まるのことも特徴の一つ。
規則正しいイメージで弾きましょう。
左手のnon legatoで拍子を感じて
右手は単音も重音もいつも
いい音でメロディラインを響かせましょう (*^^)
3.ロマンス
F dur 6/8拍子 Moderate(中ぐらいの速さで)
espressivo(表情豊かに)
特に左手の4分音符のあとの
8分音符を弾ませることなく且つ
重くならないように弾くことが大切です。
表情豊かに弾くには、
右手のメロディのみを浚って下さい。
そのとき長い音をどんな風に弾くかを意識してみると
自然な流れの中で弾けるようになります (*^^*)
4.ポルカ
C dur 2/4拍子 Allegro(速く)
scherzando(戯れるように)
ポルカは2拍子の速い踊り。
切れの良いリズムで
音を外さず弾けるように丁寧に浚いましょう。
p.17下段に記されている
un poco più mossoは「ややテンポをを速くして」の
意味なので、今までより少しテンションを上げて
弾いてみてください (^O^)
明日は後編をご紹介します。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!