ショスタコーヴィッチ「人形の舞曲」後編~ショスタコービッチピアノ作品集~
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石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です
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本日はショスタコーヴィチの「人形の舞曲」の
5~7の曲と練習のポイントをご紹介します。
5.ワルツ=スケルツォ
Es dur 3/4拍子
Tempo di valse(ワルツのリズムで)
スケルツォとは…
もともとはイタリア語で「冗談」や「滑稽」の意味。
音楽では特定の形式や拍子、テンポに束縛されないが、
一般的には3拍子で速めの曲が多い。
「ワルツのテンポ」とありますが、
テンポは揺らさずに
オルゴールのような音色をイメージして
弾きましょう (^o^)丿
6.手まわしオルガン
C dur 2/4拍子
Allegro ma non troppo
(速く だがあまり速過ぎず)
左手は終始同じ音型が続きます。
強拍と弱拍の違いを身に付ける為の
練習はいくつかありますが、
今日ご紹介する方法は
直ぐに取り入れられるので、
是非やってみて下さい (^O^)/
1⃣ 強拍のCとG(ドとソ)だけを弾いてみる。
メトロームを使用しても、
「1と2と」と数えながら弾いても良いです。
2拍子で弾いて下さい。
2⃣ 次に弱拍の和音のみを練習する。
そのとき強拍の音は右手で膝を叩いてみて下さい。
つまり「1と2と」の
「1」「2」は右手で膝を叩き、
「と」は左手の和音を弾きます。
3⃣ 最後に両手で練習する。
この曲は左手の弱い指を意識的に使うので
左手のみの練習を重ねると
自然に指先が強化されます (´▽`)
左右共に「いい音」で弾けるように
丁寧に浚いましょう‼ (^○^)
7.ダンス
D dur 2/4拍子
Allegro ma non troppo
右手にスラー&ピアノ(弱く弾く)の
16分音符が出て来るので、
転ばずに弾く練習が必要です。
左手は「ポルカ」「手まわしオルガン」同様、
規則正しく弾きましょう!
明日もショスタコーヴィッチの作品を
ご紹介します♥♥♥
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本日もお読みいただき、
ありがとうございました!