「デュナーミク」と「左右の音量バランス」
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です
***
本日はピアノを学ぶ上で
大切なことの一つである
『デュナーミク』と
『左右の音量バランス』について
書いてみようと思います。
音楽の強弱記号の中には、
フォルテ(強く)、
メゾフォルテ(やや強く)
ピアノ(弱く)、
ピアニッシモ(とても弱く)
クレッシェンド(だんだん強く)、
デクレッシェンド(だんだん弱く)など…
他にもまだまだ沢山あります ね (^’^)
これらの強弱の変化によって
音楽に表情を付けることを
「デュナーミク」と言います。
ピアノを習い始めて
音が読めて弾けるようになってきたら、
早い段階でデュナーミクを
考えながら弾く癖をつけることが大切です。
小さな子供さんも、
難しいから後回し…にするのではなく
始めから「当たり前」すると
「当たり前」になっていきます。
「左右の音量バランス」についても
同じことが言えます。
右手のメロディーと左手の伴奏の
音量バランスを考えることは
最初は難しいのですが、
ポイントをおさえて練習していると
いつの間にかできるようになります (^-^)
デュナーミクや左右の音量バランスの
他にもピアノの大切な基礎となる部分は、
ゆっくり丁寧に時間をかけて
身に付けて行きます。
写真のギロックの曲集のp.28ページの
「バロックスタイルによる小組曲」の
1.「プレリュード」は、
G durの4/4拍子で付点のリズムがなく,
8分音符、4分音符、2分音符のみで
素直な指使いで弾けます。
デュナーミクはフォルテ、ピアノ、
メゾフォルテ、クレッシェンド、
デクレッシェンドのみです。
楽譜に書かれていることをくみ取って
この曲に相応しいデュナーミクを
考えて弾いてみる、
更に左右の音量バランスも
考えながら弾くことができたら…!
「ただ弾く」ことを「演奏」に
変えることができます✨
的確なデュナーミク&左右バランスで
1ランク上の演奏を目指しましょう!
本日もお読みいただき、
ありがとうございました (^_^)/