リトル コスモス
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
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本日は「リトル コスモス」のご紹介です。
このテキストは昨日ご紹介した
「ピアノ コスモス」の5年後に
発行されました。
ピアノ コスモスより易しい曲集です。
バイエル6番終了程度が6曲、
29番~43番程度が8曲、
44番~53番程度が3曲、
54番~69番程度が7曲、
70番~86番程度が11曲、
87~98番程度が14曲、
99番~バイエル終了程度が15曲。
計64曲もあります (*^-^*)
≪テキストの特徴≫
一般的な入門教則本には
書かれていない強弱記号やスラー、
rit.やa tempoなどのアコーギクや
速度記号、ダカーポやフィーネ、
フェルマータなどの記号が出て来ます。
これらの記号については
「初歩の段階から必ず強弱や抑揚をつけさせて
表情豊かに弾かせるようにしてください」
と書かれています。
昨日お話した通り、
著者である成田先生は
このテキストを音楽性表現のための
併用曲集として作られたので、
「初歩の段階から必ず…」の
お言葉に納得です☆彡
ですが…💦
当教室ではバイエルを使っていないので、
このテキストは併用本としてではなく、
小さな生徒さんの発表会の曲選び用に
使っています (^’^)
その理由としては、
音符が大きくて見やすいこと、
曲のラインナップが好みであること、
他には「音楽記号が書かれている」からです。
音楽記号は、
アーティキュレーションを考える際に
非常に重要です。
発表会で弾くときは
いっぱい工夫して欲しいので、
小さな生徒さんにも
記号の意味をわかりやすい言葉で伝えて
いっぱい表現して貰います (*^^*)
お気に入りの曲は、
24番のハイドン作曲「アンダンテ」です。
この曲は「びっくりシンフォニー」の曲なので
みなさん、よくご存知だと思います。
小さな生徒さんの初めての発表会に
よく選びます(*^-^*)
他にも…、
42番のクラーク(英)の「マーチ」は、
スタッカートが苦手な生徒さんに
敢えて発表会の曲として選んで、
苦手克服に使ったりします (*^^)v
ロシアの作曲家による
51番「あしぶえをふこうよ」(変奏曲)、
カバレフスキーの57番「ピエロ」と
60番「ワルツのように」、
59番「ロシアみんようによるバリエーション」
チャイコフスキーの
63番「フランスのふるいうた」などは
発表会や普段の練習曲としても使います。
音楽記号が記されている以外に、
音符が大きくて見やすいところと
ロシアの曲が多いのも、
このテキストの魅力だと思います♪
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本日もお読みいただき、
ありがとうございました!