グルリット~バラードに似ている曲♪~

グルリット子どものためのアルバム

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です。




このblogでは私が出会った曲や音楽について

綴っています☘



本日はロマン派の作曲家の一人、

グルリットについて書いてみようと思います (^・^)






よろしければ、

最後までお付き合いください☘






*****






当教室では遠方にお住いの方に向けて

オンラインレッスンを行っております。

Zoom レッスンは、

大人のための

初心者ピアノレッスン

ピアノ再開レッスン


ピアノ経験者のための

弾き語りレッスン」を行っております。

レッスン後には15分ほど

「質問タイム」も設けております♪



現在、Zoomによる無料カウンセリング

行っておりますので、

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対面レッスンも無料体験レッスン受付中です♪





目次

グルリットってどんな人?


コルネリウス・グルリットはドイツ出身の作曲家、

オルガニスト、指揮者、ピアノ教師。

父のもとで音楽を学び、ライプツィヒ音楽院に進み

17歳で公開演奏を行います。

そのときの評価でコペンハーゲンに赴き、

ピアノ、オルガン、作曲を学びました。

後にローマに渡りサンタ・チェチーリア

国立アカデミアより名誉会員に選ばれ、

音楽教授称号を得ました。



歌曲、ピアノ曲、カンタータ、歌劇、

交響曲など様々なジャンルの音楽作品を

残していますが、その多くが知られていません。


その一方で初歩用のピアノ曲を

沢山書いたことで知られています。


グルリットのピアノ曲


グルリットの作品は子供や初歩の人が

よく理解できるように

やさしく書かれているので、

ピアノ学習者に役立つ曲が多いです。




旋律に無理がなく、それでいて叙情的で美しく、

それほどテクニックがなくても

充分に音楽的に表現できます。



こどものためのアルバムOp.140


ハ長調が一番多く、次にヘ長調とト長調が、

他には♭2つの変ロ長調、4つのヘ短調が

1曲ずつの計20曲です。




1.マーチ

2.朝の歌

3.明るい空

4.庭で

5.川のせせらぎ

6.鬼ごっこ

7.踊りのけいこ

8.オルゴール

9.まじめになって

10.北欧のこども

11.あこがれ

12.教会で

13.かわいい旅行者

14.狩の歌

15.鬼火

16.失ったもの

17.スケルツォ

18.セレナード

19.即興曲

20.シュトゥルム・ウント・ドラング




それぞれの曲の中にテクニック強化の要素が

入っていてるので、しっかりと練習すると

スキルアップにつながる曲が多いと思います。




中でも「シュトゥルム・ウント・ドラング」は、

興味深い作品です☆ミ




曲名には18世紀の後半に起こった

ドイツ文学運動を意味する言葉が使われています。





これはドイツロマン主義文学の運動の一つなので

グルリットはこの曲にロマン的な情緒を込めた

という意味で付けたのかもしれません。




更に興味深いのは、この曲の主題の2小節が

ブルグミュラーの「バラード」と

よく似ていることです (*^^*)



バラードはハ短調、こちらはニ短調で

同じモチーフが使われています。





敢えて同じモチーフを使ったのか?

偶然なのか?…分かりませんが… (^▽^;)





同じドイツの作曲家ですし、

ブルグミュラーが14歳の時に

グルリットが生まれているので、




グルリットはブルグミュラーに

憧れていたのかもしれませんね…♡


→私の勝手な妄想です…(≧▽≦)





本日もお読みいただき、ありがとうございました!


≪参考資料≫


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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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