拍子&拍子感♪
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
今日は「拍子」について
書いてみようと思います。
写真は最近お気に入りの
「暮らしと発酵mitsuya」さんのクッキーです。
アイシング以外は
米粉と麹で作られているので、
香ばしくて優しい甘みです♡
拍子とは…
拍子とは…
拍や拍の連なりのことを言います。
日本の「三三七拍子」も
それに当てはまりますが、
楽譜における「拍子」は、
特定の音符を1拍と定めて、
その音符がいくつで1小節かを表します。
拍子には強拍と弱拍があります。
4分の4拍子は4分音符が4つで1小節、
1拍目が強拍、2拍目は弱拍、
3拍目は中強拍、4拍目は弱拍です。
4分の3拍子は1拍目が強拍、
2拍目と3拍目は弱拍。
4分の2拍子は、
1拍目が強拍、2拍目が弱拍。
8分の6拍子は「複合拍子」と呼ばれ、
「付点4分音符を1拍とした形が2つ」の
2拍子として考え、
1拍目が強拍、4拍目が中強拍、
それ以外は弱拍です。
4分の5拍子は混合拍子と呼ばれ、
1⃣「3拍子+2拍子」と2⃣「2拍子+3拍子」の
2つがあります。
1⃣の場合
1拍目が強拍、4拍目が中強拍、それ以外は弱拍
2⃣の場合
1拍目が強拍、3拍目が中強拍、それ以外は弱拍
8分の7拍子の場合も混合拍子で、
組み合わせは、より多くなります。
1⃣「4+3」の場合
1拍目が強拍、5拍目が中強拍、それ以外は弱拍
2⃣「2+2+3」の場合
1拍目が強拍、3拍目と5拍目が中強拍、
それ以外は弱拍
3⃣「3+2+2」の場合
1拍目が強拍、4拍目と6拍目が中強拍
それ以外は弱拍
4⃣「2+3+2」の場合
1拍目が強拍、3拍目と6拍目が中強拍、
それ以外は弱拍
5⃣「3+4」の場合
1拍目が強拍、4拍目が中強拍、
それ以外は弱拍
拍子感を出すために
曲を演奏するときには、
正しい拍で進んで行く
拍子感が重要です。
では、拍子感を出すためには
どうすれば良いでしょうか…?
それぞれの拍子は、
必ず1拍目が強拍になっています。
ですが、小節の始まりの音が強拍だからと
1拍目をいつも強く弾いてしまうのは
NGです…(^^;)
⇒強拍の「強」は強弱記号の「強」ではありません。
「強い」「弱い」の意識ではなく
「強拍」と「弱拍」を弾き分けるには、
手首と指先のタッチ(入れ抜き)が重要です。
レッスンでは「こんな風に弾いてね」と私が見本を示し、
生徒さんに弾いて貰って
手首と指先のタッチを確認し、
繰り返し練習して身に付けて行きます。
ソルフェージュでも
拍子感を身に付けるために
たまに生徒さんに指揮をしながら
歌って貰います (^・^)
☆☆☆
次回は「表」と「裏」の拍について
書いてみようと思います (^o^)丿
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。