ピアノ弾き語り~その後~
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
私が弾き語りを始めたきっかけについては
以前、お話しましたが、
今日は、どんな風に進めて行ったかについて
書いてみようと思います。
☆☆☆
先ずは楽譜屋さんへ行って
知っている曲が載っている
弾き語り曲集を買いました。
なごり雪、神田川、22歳の別れ、
迷い道、異邦人、あなた、
時代、ひこうき雲…などが載っていました。
最初に選んだのは
キーが合う「ひこうき雲」。
実際にこの曲が流行った頃は
聴いたことがなかったのですが、
検索してみるとユーミンが、
この曲をピアノ弾き語りしている動画があったので、
それを見て覚えました。
メロディは難しくなかったのですが、
弾きながら歌おうとすると手が止まり、
弾こうとすると口が止まりました (;’∀’)
歌とピアノのメロディが異なると
ピッチが不安定になり、
歌のメロディのリズムと異なる
伴奏のリズムを弾こうとすると
手が歌につられてしまいました…(~_~;)
こうなることは想定内でしたが、
あまりにもできなくてびっくりしました (+o+)
時間をかけて取り組むしかないと思い、
以下の方法で練習しました。
1⃣歌とピアノを別々に練習する
2⃣左手と歌のみ練習する
3⃣両手で弾きながら歌う
最初は歌うことに必死で、
楽譜通りに弾くことはできませんでしたが、
毎日練習を続けるうちに
少しずつ口と指が別々に動くようになってきました。
ポップスや弾き語りの楽譜は
もともとアレンジ譜なので、
その通りに弾けなかったら
簡単にすれば良いのですが…、
長年、クラッシックを弾いてきた私は
楽譜通りに弾けるようになりたい
気持ちが強かったので、
始めた頃は、歌もピアノも簡単そうな曲を選んで
楽譜通りに弾けるまで練習しました (^-^;
「ひこうき雲」の次に選んだ曲は、
中島みゆきさんの「時代」、
そしてイルカの「なごり雪」。
何れも地声で無理なく歌えそうなのと
その曲集に載っていたからなので、
「歌いたい」という目線で
選んだのではありませんでした。
当時の私は、家のグランドピアノで
弾き語りの練習をしていたので
転調せずにそのまま歌えることも
曲選びの条件の一つでした。
2,3曲、練習を重ねて歌えるようになってきた頃、
例のお店へ行ってみることにしました。
ワクワクしながら臨んだのですが、
ステージでは予想外のことが起きて
普通に歌うことさえできませんでした…💦
お店の電子ピアノの「返し」
(自分のピアノの音が聞こえるアンプ)の
音量が小さくてよく聞こえない…。
更に、ペダルが固定されていない為、
踏むたびにずれてしまい、
曲半ばで、ペダルが
かからなくなってしまった (^^;)
お客さんの前で舞上がっている状態なので
冷静に対処できず…
歌に集中できず、ピアノは間違うし…、失敗だらけ。
1曲もまともに歌えませんでした (^▽^;)
その後、2ヶ月に1回程度しか
お店にいけなかったので、
毎回緊張してしまい、
なかなか上達しませんでした。
半年位経った頃、
練習しているにもかかわらず、
自分の声がとっても弱い(小さい)ことが
気になり始めました。
特に地声から裏声に変わる音域の(3つほどの)音が
途端に弱々しくなってしまい、
思い通りに出せないことへの不満が
だんだん大きくなりました。
その不満を解消するために、
のちにボイトレを受けることになるのですが…
それには「コロナ」が関係しています (^J^)
次回はその辺りのことについて
書いてみようと思います😊
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!