角野隼人さん~研究者か音楽家か…~

ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
前回の続きです(^’^)
角野さんは東大では理系の工学部で学び、
大学院1年生のとき、
就活するか博士に進むか考える時期に
研究が忙しくなってきて
ピアノと距離が出来てしまうのが怖い…
と感じてしまいます。
それで大学院1年生のときに
ピティナピアノコンペティションを受け、
結果は優勝✨
この結果が音楽に進む
ひとつの転換点になったそうです。
音ゲー時代から既にYouTubeを
始めていたので、
コンペ優勝した頃は
研究者と音楽家、どちらの視点も
持っていることが自分の強み
と思っていたそうです。
ところが、だんだん音楽が自分の生活の
殆どを占めるようになってきて、
もっと音楽に集中したい!
と思うようになりました。
とはいえ、研究も片手間に
できるようなことではないので、
音楽の道に進むことは
卒業する頃、
2020年3月に決めたそうです。
大学院時代、研究面では、
フランス国立音響音楽研究所に
交換留学生として4ヶ月半留学し、
AIを使った自動採譜の知識を深めました。
確か卒論も同じテーマで
発表されたと思います…(^_^)
一方、ピアノ面では、
ピティナコンペ特級で優勝すると
演奏する機会が与えられ、
YouTube での広がりもあり、
少しずつ注目され始めます。
その後、
コロナでコンサートができなくなり、
かなりの頻度で動画をアップし、
沢山の人に動画を見て貰えたことで、
マスメディアやTVなどでの
露出が増えて行きました。
大学院を卒業後、
本格的に音楽家の道を
進み始めた角野さんは、
2021年の秋のショパンコンクールに出場します。
実はこのコンクールは2020年に開催予定で
2019年の秋、大学院生の頃に
エントリーしていました。
ですがコロナで2021年秋に延期になり、
この間に角野さんのYouTubeの
登録者はかなり膨れ上がり
海外からも注目される存在として
出場することになりました。
本人はこの予期せぬ事態に
プレッシャーを感じていたそうです…(;’∀’)
to be continued…♪