ウィーンソナチネ 第1番 第4楽章
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
このblogでは私が出会った曲や音楽について
綴っています…☘
よろしければ、
最後までお付き合いください☘
モーツァルトのソナタ
モーツァルトのソナタと聞いて
一番に思い浮かぶのは第16番(K.545)✨
誰もが憧れる軽快で美しい曲です (^_-)-☆
次は…、トルコ行進曲付きの
第11番(K.331)でしょうか… ♡
モーツァルトのソナタは18曲ありますが、
その中で短調は第8番(K.310)と
第14番(K.457 )の2曲だけです。
その理由として、
宮廷作曲家だったモーツァルトは
(自分の好みではなく)
依頼されて曲を作っていた為、
明るい長調の曲が多いと考えられています。
モーツァルトのソナチネ
一方、モーツァルトのソナチネと聞いて
直ぐに思い浮かぶ曲はありますか?
モーツァルトのソナチネは
ソナチネアルバム1巻、2巻に
載っていないこともあり、
あまり知られていないように思います。
実際、数も少なく、これからご紹介する
「6つのウィーンのソナチネ」と
ソナチネハ長調とト長調の計8曲のようです。
「6つのウィーンソナチネ」
この曲は、もともと2本のクラリネットと
1本のファゴットのために書かれた
「5つのディベルティメント」を
無名の作曲家がピアノ用に編曲した
とされています。
もともとピアノ曲でないので
弾きにくい音型がありますが、
管弦楽曲をピアノで弾けると思ったら、
とっても貴重な曲だと思います✨
クラリネットやファゴットの
ハーモニーを思い浮かべながら
弾いてみるのも楽しいですね (^^♪
実は!!! この中に皆様が、
「どこかで聞いたことがある曲」があります…(*^^)v
✦6つのウィーン ソナチネ第1番
第一楽章 Allegro brillante
第二楽章 Menuetto
第三楽章 Adagio
第四楽章 Allegro
↓↓↓
第四楽章は、昔とっても流行った
「いきなり黄金伝説」という番組の
「1か月一万円生活」のお料理紹介で使われて
一躍有名になりました♪
いくつか動画が上がっているので、
良かったら聞いてみてください (*^^)
他にも第2番の第四楽章の「ロンド」、
第5番の第四楽章の「ポロネーズ」は
古典派作品集のテキストなどに
載せられているので、
ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。
「6つの~」の楽譜は全音から出版されています。
他にも春秋版のソナチネの2巻に
第1番~3番が、3巻に第4番~6番が載っています。
☆☆☆
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました (^o^)丿