ピアノ協奏曲の午後
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
本日は3人の学生さんのコンツェルトを聴きに
音楽堂コンサートホールへ
行ってきました (^-^)
1曲目、ベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」作品73を演奏された
西保未由希さんは、
国立音楽大学院音楽研究科修士課程
器楽専攻鍵盤コース1年生。
明るくイキイキとした音色で、
素晴らしい演奏でした✨
この曲の「皇帝」という愛称は
特定の人物を指すものではなく、
作品の雄大さや戦時を思わす
勇壮さに由来しているそうです。
2番目の演奏者、馬場彩乃さんは
桐朋学園大学音楽部4年生。
私が指導者になってからの恩師である
(同じく)桐朋学園大講師の
辻井雅子先生のお孫さんです。
私が彩乃さんの演奏を
初めて聴かせていただいたのは、
幼稚園の頃に出演された
NOTOピアノコンクールの入賞者コンサートでした。
彩乃ちゃんがその日、
担いでいたピンクのリュックに入れてあった
くまのぬいぐるみを
出して見せてくれたことを
今でも覚えています♡
その後月日が流れ、
再び演奏を聴かせていただいたのは、
2年前に金沢で開催された
「いしかわ国際ピアノコンクール
入賞者コンサート」でした。
そのとき、大学2年生になられていて
ショパンの舟歌を弾かれたのですが、
「あんなに幼かった彩乃ちゃんが
こんなに大きくなって
こんな難しい曲が弾けるなんて…(;´Д`)」
と親戚のおばちゃんのように嬉しく感じました❤
そして今日は、
コンサートホールでコンチェルト、
私の大好きな曲を聴かせていただけるなんて!
夢のような気分で会場に向いました (*’▽’)
ステージに現れた彩乃さんは
2年目よりほっそりとされて
長い手足がより長く見えました。
終始完璧な演奏、
観客を虜にする豊富な音色、
素晴らしいパフォーマンス、
感動の連続でした…(*´▽`*)
幼かった彩乃ちゃんが、
こんなに立派なピアニストに成長されて、
これからの活躍が本当に楽しみです !
今日演奏されたショパンの協奏曲第1番は、
そして同時期に書かれた第2番と同様、
ショパンが故郷ポーランドワルシャワに
留まっていた青春期の作品です。
この後、ショパンはパリで活動し、
活躍の場はもっぱらサロンでしたので、
これ以後、大きな協奏曲が
書かれることはなかったそうです。
3人目の演奏者は、原田玲さん。
男性です✨
現在、桐朋学園大学の
ソリストディプロマコースに在籍されています。
原田さんの経歴が凄くてびっくりです (◎_◎;)
書ききれないのでご興味のある方は、
ググってみてくださいね♪
原田さんは今回ゲスト出演で、
シューマンのピアノ協奏曲イ短調作品54を
演奏されました。
シューマンとショパンは同じ1810年に生まれました。
シューマンはいくつか協奏曲を作曲するも
完成に至らず、この曲が唯一の協奏曲です。
シューマンは指の故障でピアニストを
断念しており、この協奏曲は、
妻のクララにより初演されたそうです。
3人のフレッシュな演奏に感動を貰ったあと、
お友達とホテル日航1Fのファウンテンで
お茶して帰りました。
ファウンテンは、
異国のようなインテリアが素敵✨
紅茶はポットで出て来るので長居できますよ (^^)v
今日もお読みいただき、
ありがとうございました!