「アーティキュレーション」ってなーに?❶

音楽記号・用語辞典

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です



***



「アーティキュレーション」とは…

音楽の演奏においての音符やリズムの

表現方法のことを言います。

具体的には、音符の強弱、長短、音程差など、

細やかな演奏のニュアンスや

表情を付けることが含まれます。




アーティキュレーション関連の

代表的な記号は以下の通りです。




≪記号で表されるもの≫

✦スタッカート

音価より短くきって演奏する。


✦メゾ・スタッカート

スタッカートの一種。

音価よりもやや短くきって演奏する。


✦スタッカティシモ

スタッカートより更に短くきって演奏する。


✦スラー

高さの異なる音をつなげて

なめらかに演奏する。


✦アクセント

他の音から際立たせるように

強調して演奏する。


✦アクセンティッシモ

アクセントより強く強調する。


✦テヌート(ten.)

音符の長さを充分に保って演奏する。


✦フェルマータ

程よい長さにのばす


✦タイ

同じ高さの音をつないで演奏する。





≪文字で表されるもの≫


✦レガート(legato)

いくつかの音をつなげて演奏する。


✦ソステヌート(sostenuto,sosten.)

音の長さを充分に保って演奏する。


✦マルカート(marcato,marc.)

その音をはっきりと強調して演奏する。






ピアノを学び始めて最初に出会う記号は

スラーとスタッカートです。




例えば4分音符「ドレドレ」に

スラーが書かれていたら、

一音一音つなげて弾きます。


もし「」「」に分けられて

スラーが書かれていたら、

」と「」の音をつなげず弾きます。


更にスラーが書かれた「ドレド」の

最後の「」にスタッカートが記されていたら

全ての音をつなげて弾き、

最後の「」は短くきって弾きます。




ここまでは楽譜に書かれた記号の

弾き方の説明ですので、

皆様もよくご存じだと思います (^-^)




明日は「アーティキュレーション」について

更に深くお話いたします (^O^)/



✦✦✦





写真の音楽辞典は、

15年ほど前のものです。

スマホの時代になっても

パラパラめくって直ぐに調べられる

ハンディタイプの辞典は重宝します (^_-)-☆






本日もお読みいただき、

ありがとうございました (^o^)丿

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

目次