「アーティキュレーション」ってなーに?❷
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です
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「アーティキュレーション」とは…
音楽の演奏においての音符やリズムの
表現方法のことを言います。
具体的には、音符の強弱、長短、音程差など、
細やかな演奏のニュアンスや
表情を付けることが含まれます。
昨日はアーティキュレーションの記号や
弾き方の例をお伝えしました。
今日はいよいよ本題に入ります。
楽譜に書かれている記号を理解して
弾けるようになったら、
曲の中で求められている
スラーやスタッカートなどの弾き方を考えます。
例えば…、
この曲のスタッカートは、
どんな風に弾くべきか?と考えたとき、
この曲が歌なのか?ダンスなのか?で
弾き方が違ってきますし、
長調か短調でも変わります。
更にメロディの中の音なのか?
伴奏の音なのか?でも違ってきますよね (^・^)
スタッカートだけでなく
昨日お伝えした他の記号や用語、
強弱や音程差、長短など
楽譜に書かれていることを
より深く考えて曲を弾くことが、
「アーティキュレーション」です。
音楽のアーティキュレーションは、
絵を描くことと似ています (*^^*)
山があったり、川があったり、
平坦なところやお花畑、
空や雲、人や動物……etc.
これらを描くとき、
何を中心にどんな色でどんなタッチで
描くか考えますよね。
いろいろな色彩や技法を使って
絵に奥行きを出すように、
音楽もアーティキュレーションで
立体的になり、
曲の完成度が上がります。
その曲に相応しい
アーティキュレーションは、
「ただ弾く」ことを「演奏」へと
変えることができます。
過去のblogでは、
曲別にアーティキュレーションや
難しく感じる部分の練習法を
紹介しています。
気になる曲がありましたら
チェックしてみて下さい。
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本日もお読みいただき、
ありがとうございました ヽ(^o^)丿