合唱の伴奏
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
☆☆☆
いつの頃からか、
学年集会、6年生を送る会、
合唱コンクール、卒業式…など
校内での合唱の伴奏者は、
オーディションで選ばれるようになりました。
当教室からも沢山の生徒さんが
合唱の伴奏のオーディションに
挑戦して来ました。
生徒さんから
オーディションを知らされるのは
いつも「突然」です (^-^;
生徒「伴奏者のオーディションがあって
受けたいと思ってて…」
私「オーディションはいつ?」
生徒「多分、来週の水曜か金曜…」
私「え?来週の水曜までに全部弾くの?」
生徒「多分…。」
毎回こんな感じで
担任の先生が、
きちんと日程を知らせていないのか?
わざと知らせないのか?
本人がちゃんと覚えてないのか…?
分かりませんが…(笑)
こんなやりとりをしつつ、
伴奏譜を持ってきた日から
「オーディションまでに
弾けるようになる」ことを
目指すのですが、
合唱の伴奏曲は大人用の楽譜を
そのまま渡されることが多く、
指が届かなかったり、
難しくて弾けない子もいます。
一度、こんなことがありました。
水曜日のレッスンで伴奏譜を持ってきた
小6のMちゃん。
本人の話では
来週の月曜までに弾けるように
ならなくてはならない…とのこと。
(本人には言えないけれど)
Mちゃんにはこの楽譜はレベルが高くて
弾けそうもない…💦
ですが、オーディションに挑戦したいと思った
Mちゃんの気持ちを大切にしたかったので、
少し簡単にしたアレンジ譜を書いて
土曜日の朝に家まで届けました。
私は「土日に練習したら月曜には弾けるだろう!」
と思っていたのですが…、
月曜日にお母様に尋ねしたところ、
「クラスメートの〇〇ちゃんが
既に学校のピアノで上手に弾いていて、
娘は心折れてオーディションは
受けませんでした。」
とのことでした…(-_-;)
こんなこともありました。
ピアノが大好きな小5のRちゃん。
譜読みも得意なのですが
オーディションまで
やはり1週間もなかったので、
週末も毎日レッスンして
家でも何時間も練習しました。
短期間で最後まで弾けるようにして
臨んだオーディションでしたが、
上には上がいたようで…、
「完璧に弾いて更にペダルも
付けて来た子がいて、
その子が選ばれました。」
とお母様から連絡がありました…(^-^;
一方で、こんなこともありました。
高1のNちゃんは、
中学校の卒業式で伴奏を務めたことを
高校生になってから話してくれました。
「曲が簡単だったので、一人で出来ました。」
と言っていました 。
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近年は学校側もいろいろと考えているようで
以前よりオーディションまでの期限が長くなり、
「一度伴奏したら次からは
オーディションに参加できない」
ルールを作ったりして
みんなにチャンスがあるように
配慮されているようです。
当教室で伴奏を務めた生徒さん達はみんな
「やって良かった!」
「良い思い出になった。」
「今でもよく覚えていてあの曲は弾ける。」
「あのときの合唱と頑張った自分が
曲を聞くと蘇ってきて胸が熱くなる。」など…。
青春の1ページの
良き思い出として残っているようです♡
現在、中3のMちゃんは
来月の合唱コンクールの伴奏を
務めることになり、
日々、頑張っています。
当日、広いステージで伴奏することは、
Mちゃんにとって
素晴らしい経験になると思います。
既に学校では
歌と合わせての練習も始まっているようです.
残りの日々も、一緒に頑張りましょう(^o^)丿
今日はこの辺で…🍀