ギロック「クラシックカーニバル」~こどものためのアルバムより~

ギロック クラシックコンサート 宮廷のコンサート

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です



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本日はギロックの「こどものためのアルバム」より

「クラシック カーニバル 」の中から

『宮廷のコンサート』をご紹介します。






✦クラシック カーニバル(p.50)


第1曲「宮廷のコンサート」

第2曲「聖体行列」

第3曲「カーニバルの舞踏会」




古典のソナチネのような3楽章で

書かれています。







1.宮廷のコンサート

Fdur  4/4拍子 

Con poco moto

(少し動きをつけて)





この曲は4/4拍子の4拍目の

アウフタクトで始まります。




※アウフタクトの説明は

「祭り」の回をご覧ください。



本来あるべきの前の3拍を数えてから

4拍目を弾き始めます (*^-^*)


①曲の始めの2つの8分音符と

1小節目の4分音符のスラー



②そのあとに続く2つの4分音符のスラー



①と②を二つで一つとして、

「FEF(ファミファ)」は呼びかけ、

「AB♭(ラシ♭)」は答えるように弾きます。


次の「FEF(ファミファ)」も呼びかけて

「FG(ファソ)」と答えます。




11、15、19、23小節目の

右手の16分音符のアクセントは

過剰には弾かずに「コツ」っと弾き、

あとに続く音は粒を揃えて

美しく弾きましょう。



右手だけの練習に加えて

テンポキープの要となる

左手だけの練習も必要です。

対位旋律を感じるながら

in tempoで弾くことを心がけましょう (#^^#)





全曲通じて何度か転調がみられるので

Dur(長調)は明るく、

moll(短調)は暗い音色で

表情を変えてみましょう ☆彡



p.50の16小節目のメゾピアノと

20小節目のメゾフォルテは、

短調でも雰囲気を変えたい部分なので

変化をイメージして強弱を付けてみましょう。




次のピアノで始まるDurは

最後のテーマへと繋がる

渡廊下のイメージです (*^-^*)




p.51の5段目4小節目からは

いよいよ終わりに向って

右手の1拍目3拍目の音の下行を

感じながらrit.でフォルテッシモで終わります。

ガンガン音を出すのではなく

たっぷりした良い音で

右手のF(ファ)を響かせて終わりましょう (^o^)丿






以上、皆様の練習のお役に立てたら嬉しいです。



本日もお読みいただき、

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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