ギロック「舞曲」~こどものためのアルバム~
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です
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本日はギロックの「こどものためのアルバム」より
「舞曲」をご紹介します。
✦舞曲(p.20)
e moll 3/4拍子
Tempo di menuetto
(メヌエットのテンポ)
メヌエットとは…
フランス発祥の宮廷舞曲の一つ。
基本的には3/4拍子であまり速くなく、
小刻みに踊ったことから
「細歩」の意でこの名称がついた。
右手は①4分音符②16分音符③8分音符、
④付点2分音符の4小節を一つとして
進んで行きます。
16音符は軽やかに、
くるくる回っているようなイメージで
美しく弾きましょう。
転ぶ場合は,
「H-A-G-A-H-A-G-A-Hー」
(シラソラシラソラシー)を
「G-A-H-A-G-A-H-A-Gー」
(ソラシラソラシラソー」で
練習してみると
動きにくかった1と2の指が
動きやすくなりますよ (*^^)v
3小節の8分休符のあとの
2の指と1の指のF#G(ファ#ソ)の
弾き方には注意が必要です。
2も1も強い指なので
普通に弾くと目立ってしまうので、
クレッシェンドの始まりの音として
アクセントを付けずに弾きましょう。
左手は曲全体を通して低音部(Bass)に
同じ音が続きます。
同音のBassに対して
内声(左のBass以外の音)は
変化していきます✨
是非和音の変化を感じながら
左手だけの練習もしてみましょう!
また左手の和音はスタッカーティシモのように
鋭く短くならないように気を付けましょう。
音形がかわる5段目からは、
左手の1拍目の1の指と
右手のテヌート&スタッカートで
作られるリズムを感じながら
弾きましょう (^o^)丿
ラストの2小節は自然なrit.、
デクレッシェンド、
最後の音は右手の5の指の
「E(ミ)」の響きで終わります。
以上、練習の参考にしていただけると
嬉しいです。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!