角野隼人さんが作り上げた「宇宙」

角野隼人さんのコンサート

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です。




先々週、角野隼斗さんの全国ツアー

「Human Universe」

@石川県立音楽堂へ行ってきました。





コンサートのコンセプトは「宇宙」✨



絶対的な広大さや時間の果てなさの中で

私達は些細な存在でがあるからこそ、

想いを馳せる自由が与えられる…。

「今日は宇宙の時間と空間の途方もない広さを

音楽で表現したいと思います。

2時間、どうぞ音に浸かってください…」





こんな角野さんの言葉で、

コンサートはスタートしました。




ステージの真ん中には、

弦が露わになったアップライトピアノと

グランドピアノが「くの字型」に並べられ、

左側にもう一台鍵盤楽器が置かれています。




3つの楽器を取り囲む丸い3つの照明は

月と地球と太陽を表していました。




開演と同時に会場は暗転、

ピアニストの手下のみが照らされ、

美しい旋律が聞こえてきました。






バッハの他にドビュッシー、ラヴェル、フォーレ、

メシアン、スクリャービン、

ストラヴィンスキーなどの

クラッシック曲の他に

坂本隆一さんの「solari」や

映画音楽の「Day One」。





角野さん作曲の「胎動」、

「Human Universe」、

そして彼が世界で観た

三つの夜空から生まれた

「Three Nocturnes」などが演奏されました。





曲順はランダムに決められる部分があったり、

曲間は即興演奏で繋げられたり、

そんな予測がつかないラフさも

彼らしさであり魅力の一つだと感じます。




たった一人の演奏家の頭の中で

組み立てられた「宇宙」は、

圧倒されるパフォーマンスによって

表現され、伝えられ…

オーディエンスは、

魔法にかけられたように酔いしれました。






全ての演奏が終わった瞬間、

まだまだこの「音の宇宙」に浸かっていたい

気持ちでいっぱいでした。




会場全体が一体となって

彼の演奏を讃え、

惜しみない拍手を送りました✨




アンコールは誰もが知っている「ボレロ」。

ですが、そのパフォーマンスは、

誰もではない「彼だけの」ボレロでした✨






本当に素晴らしくて、

忘れられないコンサート&想い出になりました。





チケットを取ってくれた娘に心から感謝し、

その日の晩御飯は「鰻」をご馳走しました(*‘∀‘)






✫✫✫




本日もお読みいただき、

ありがとうございました\(^o^)/













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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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