フンメルのロンド
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
このblogでは私が出会った曲や音楽について
綴っています☘
本日は古典派~ロマン派の作曲家の一人、
フンメルについて書いてみようと思います (^・^)
よろしければ、
最後までお付き合いください☘
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当教室では遠方にお住いの方に向けて
オンラインレッスンを行っております。
Zoom レッスンは、
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レッスン後には15分ほど
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現在、Zoomによる無料カウンセリングを
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フンメルってどんな人?
フンメルはハンガリー出身の
オーストリア系作曲家、ピアニスト。
指揮者で弦楽器奏者でもあった父に
音楽の手ほどきを受けました。
8歳の時に父についてウィーンに渡り
モーツァルトの家に住み込み、
2年間ピアノを師事。
11歳から父と共にヨーロッパを巡演し、
神童として喝采を浴びました。
1793年にウィーンに戻り、
ウィーン音楽院にてアルブレヒツベルガーに対位法、
サリエリに声楽作品、ハイドンにオルガンを学び、
ベートーヴェンとも親交を結びました。
その後、ハイドンの推薦でエステルハージ家の
コンサートマスターに就任。
ハイドンが引退以後は宮廷楽長となります。
辞職後もピアノ作品、室内楽、劇作品に
加えてピアノ奏者としても活躍し、
パリ、ロンドン演奏旅行でキャリアの絶頂を築きました。
生前はヨーロッパの最高の作曲家、
ピアノ奏者の一人とされ、
ベートーヴェンと並び称される巨匠の一人として
音楽界に君臨しました。
シューベルト、メンデルスゾーン、
ツェルニー、ショパンらと交流を持ち、
多大な影響を与えたと言われています。
名は死後から忘れ去られ、20世紀まで
一部の曲を除いて知られていませんでした。
作品は交響曲を除いて全てのジャンルに跨り、
200曲以上にも上ります。
フンメルのロンド
「フンメル」と聞いて直ぐに思い浮かぶのは、
ソナチネアルバム2巻に載っている
「ロンド」ですよね♡
作品ナンバーを調べてみると「Op.52-6」でした!
「6」ということは「1~5」が
存在することが分かります。
1~5が気になり、調べてみました (^o^)丿
正式名は…
「とても易しい6つ小品」Op.52 ♪
✦カデンツァ Op.52-1
✦アレグロ Op.52-2
✦メヌエットのテンポで Op.52-3
✦ロマンス Op.52-4
✦エコセーズ Op.52-5
✦ロンド Op.52-6
この6つの作品はヤマハミュージックの
「フンメルピアノ作品集」に載っているようです♪
ちなみに「ロンド」のみは、
音友や全音のソナチネアルバム2巻に載っていて、
ピース版やネットプリントでも見つかります。
私はこの「ロンド」を発表会の曲として
よく選んで来ました (*^^)v
理由としては…♥
「アーティキュレーションを
意識して弾くのに適していること」
「基本的なテクニック、表現力がつくこと」が
上げられます。
付点のリズムや16分音符が出てこないので
ぱっと見は簡単そうに見えるのですが、
実際は音型や調がどんどん変わって、
テンポも速くてテクニックが試されます (◎_◎;)
右手のオクターブの装飾音符は、
この曲で初めての経験する生徒さんが多く、
更に左手は保持音に加えて
スタッカートの指かえも
慣れないうちは難しそうです。
ですが、発表会を目標に時間をかけて
丁寧に繰り返し練習していると、
最初は全くできなかったことが
少しずつできるようになっていきます。
横で見ている私は毎回感動の嵐です…(´;ω;`)
生徒さんの成長を感じる度に
よく頑張ったね~!!!
…と涙が出そうになります。
少し話が逸れてしまいました ( ;∀;)
今日フンメルが凄い作曲家だったことがわかり、
他の作品をもっと知りたいと思いました。
皆さんは如何ですか?☘
あ! お勧めのロンドがもう1曲ありました!
フンメルのロンド「ファヴォリ」✨
こちらも素敵な曲なので、
よかったらチェックしてみて下さい ヽ(^。^)ノ
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!
≪参考資料≫