3歳児ランド②

ご訪問いただき、ありがとうございます！

石川県金沢市（泉野町）のまーぶるピアノ教室、

ピアノ講師の中村真里です。

※写真は教室で使用しているテキストのご紹介です。

（blog内容とは関係ありません）

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昨日の続きです。

H先生から「曲作り」を勧められたものの

3歳の娘からメロディーを引き出すには

どうすれば良いのだろ？

「少しだけでも口ずさんでくれたら

それをテーマにして広げればいいから

とにかく1フレーズだけでも

作ってくれないな～」

と毎日祈るような気持ちでいました。

「何か浮かんだら歌ってみてね！」と伝えても

娘が口ずさむのは、

どこかで聞いたことのある曲ばかり…(;’∀’)

環境を変えれば何か浮かぶかも！

と言う訳でお休みの日に

家族でドライブに出かけました。

秋晴れ、青空、紅葉、山の稜線…

雄大な自然からヒントを得て、

何か浮かんでくれますように＊＊＊

そんな私の願いなどお構いなしに

楽しそうに走り回る娘 … (￣▽￣;)

だんだんと風が冷たくなってきて、

帰宅時間が近づいて来ました。

駐車場まで娘と手を繋いで歩いていると

コスモスの花がゆらゆらと揺れています。

「ね～、Yちゃん（娘の名前）、

このコスモスのお花のことを曲にしてみよっか～」

と（半ば強制的に）誘ってみると、

「え～わかんな～い。」

としばらく無言で歩いていましたが、

突然「〇ー●●〇－●●〇ー●●〇－…♪」

と鼻歌を歌い始めました 。

音にすると

「ソーソファミーミレドードレミー…♪」

「うんうん！Yちゃん、すっごくいいよ！

続きも、もっと歌ってみて！」

単純でコスモス感もありませんが (;^_^A

何とかテーマが出来上がりました。

良かった ～ (T_T)

早速、娘の考えたメロディに伴奏を付けて

譜面にしました。

４段か６段の短い曲だったと思います。

こうしてやっと「むらさきいろのコスモス」が

出来上がりました。

（タイトルは娘が考えました😊）

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実は曲作りを勧められた時にH先生から、

出来上がった曲は、

ヤマハジュニアオリジナル作品として

審査員の前で娘自身が発表することを

聞いていました。

審査発表会当日、同じクラスのMちゃんも

参加することが分かりました。

Mちゃんの曲は型にはまっていない

自由な世界観を感じました。

何はともあれ二人共、上手に弾けて

良かった良かった (^-^)

石川県の審査発表会が無事に終わり、

やれやれと思っていたら…

H先生から

「Yちゃんのむらさきいろのコスモスが

次の北陸地区大会に進むことになりました！」

と言われました…。

「次？　北陸大会？？？」

まだ終わっていなかったことに

娘も私もびっくりしました (;^_^A

次の大会用に曲を長くする必要があるとのことで

サビを移調して伴奏を変えたものを

後ろにくっつけました。

娘は嫌がらずに毎日練習し、

北陸大会本番でも間違うことなく弾けましたが、

さすが次に進むことはありませんでした。

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当初は親子共々、曲作りの才能は微塵もなかったので

どうなることやら？と思いましたが、

二人で頑張ってやり遂げて

本当に良かったって思いました (*´▽｀*)

そして何よりもこのような

貴重な経験をさせて下さった

H先生に感謝の気持ちでいっぱいでした🍀