ピアノ導入期❶
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
本日、牛田智大さんのリサイタルへ
行ってきました。
牛田さんは過去に2回聴かせて貰っていて、
1回目はまだあどけない少年ピアニストの頃でした。
今回は1部のバラードを楽しみに伺ったのですが、
よりストイックさが増した演奏で
1部も2部のシューベルトのソナタも
音色へのこだわりが素晴らしかったです✨
✦✦✦
さて、本日はピアノ導入期について
書いてみようと思います (^^)
ピアノを習い始めて
最初に覚えることは…
①音階、音の高さ、音符の長さ、
リズム、拍子♪
更に…
②指番号を覚えて、
正しい座り方、手指の形、
手首&腕の使い方等も
身に付けていきます。
幼児の場合は、
指の関節がやわらかいこと、
集中できる時間が短いことから、
①をリトミックで学んでから
ピアノに向かいます。
一方、小学生の場合は、
リズム遊びやカードも使いますが、
①②共にピアノの曲を通して
学んでいくことが多いです。
テキストは左右の真ん中の「ド」を
1の指で弾くことから始まり、
右は2,3,4,5の指で
「レ」「ミ」「ファ」「ソ」、
左は「シ」「ラ」「ソ」「ファ」
と増えて行きます。
最初のうちは、
左右共に1~5の
指番号通り動かせば弾けるので
どんどん進む生徒さんもいます。
次の段階では
「ド」=「1の指」ではない曲が
出て来ます。
この段階でしっかりと
何の音をどの指で弾いているかを
自分で分かって弾けることが重要です。
その為には,
鍵盤が音階であること理解して、
「ドレミファソラシド」と
「ドシラソファミレド」を
しっかりと覚えることが大切です。
ピアノをスタートして
少し慣れてくると
楽譜を覚えて弾こう
としてしまうお子さんがいます。
この時期に覚えて弾くクセがついてしまうと、
音が増えたり、曲が長くなると
覚えきれなくなってしまい、
なかなか曲が仕上がらなくなってしまいます。
そんな風にならない為に
目線は楽譜に向けて
鍵盤は手の感覚で、
音がわかるようにしていきます。
音を外しそうなときは、
ちらっと鍵盤を見て、
また直ぐに目線は
楽譜に戻すようにします。
この時期は先へ進むことより、
「将来困るクセ」がつかないように
しっかりと基礎を身に付けていきます。
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本日もお読みいただき、
ありがとうございました (^O^)/