カバレフスキー~子どもピアノ名曲集・Ⅰ/ロンド編~

kabarevsky 4rond for children

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です



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本日は「カバレフスキー子どものピア名曲集Ⅰ」の

中から「4つのロンド」をご紹介します。




ロンドとは…主題が異なる楽想を挟みながら

繰り返される形式で書かれた曲のことを言います。






29.ロンド・マーチ Op.60-1

Es dur  4/4拍子 

Allegro marciale(速く 行進曲風に)


この曲は右手の6度の和音のメロディラインを

くっきりと出すのがポイント。

4と5の指だけを練習してから

和音で弾いてみましょう ヽ(^。^)ノ

正しいリズムと弾んだ後のテヌートにも気を付けて。

左手は規則正しいマーチのリズムを意識して♪







30.ロンド・ダンス Op.60-2

D dur 3/8拍子 Allegretto (やや速く)

「いそがず 優美に」と添えられています。 


美しいダンスを思い描いて、

カバレフスキーの特徴の一つである

半音階を用いたメロディーラインも

軽やかに美しく弾きましょう!


手を交差して左手で装飾音符を弾くところは

打楽器をイメージしてみると

イキイキとしたリズムで弾けますよ (*^^)v








31.ロンド・歌 Op.60-3

g moll 2/4拍子

Sostenuto(音を保持して)

「ゆっくり うたうように」と添えられています。


4つのロンドの中で唯一の「歌」です。

フレーズを歌いながら、2拍子で進みます♪


テーマが右手~左手に出てくるので、

テーマだけを浚ってみてから

両手を合わせてみましょう (*^-^*)

左手にオクターブが出て来ますが、

手が小さくて届かない場合は

Bassだけにして良いと思います。

その場合、5の指のみで弾くのではなく

適切な指使いで弾くことが大切です✨








32.ロンド・トッカータ Op.60-4

a moll 2/4拍子

Allegro scherzando

「きわめて リズミカルに」と添えられています。


トッカータとは…主に鍵盤楽器による

速くて細かい音形の変化などを伴った

即興曲的な楽曲のことを言います。




この曲はオクターブが届くお子様にお勧めです。

a mollなので譜読みが苦手でも挑戦しやすく、

発表会の曲としても人気があります✨


左右のスタッカートで指の打鍵の意識が高まり、

左手の分散和音は指間を広げる練習になります (^O^)✨




続きはまた明日 (^o^)丿





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本日もお読みいただき、

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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