バロックをひこう
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
今日ご紹介する「バロックをひこう」は、
昨日の「プレ インベンション」と同じく、
ポリフォニー(複音楽)の初期段階の
テキストです。
当教室では遠方にお住いの方に向けて
オンラインレッスンを行っております。
zoom レッスンでは、
ピアノを弾く時間だけでなく、
「テキストの選び方」、
「ピアノとの向き合い方」、
「上達する練習法」など、
生徒さんが知りたいことについて
お答えする時間も取らせていただいています。
ご興味がおありの方は、
お問合せフォームよりお気軽にご連絡下さい。
≪テキストの特徴≫
①メヌエット、ポロネーズ、
ミュゼット、マーチ、プレリュード
インベンションに入る前に学ぶべき
49曲が集められています。
メヌエット、ポロネーズは踊りの曲。
ミュゼットは牧歌的、
のどかな田舎風の旋律の楽曲や舞曲です。
プレリュードは前奏曲。
この時代のプレリュードは
フーガの前奏曲として弾かれました。
②ヴェルソ、アルマンド、クラント、
サラバンド、ジグ
ヴェルソとは、グレゴリオ聖歌の
ヴァースの代わりに奏される
オルガン曲のことです。
多くはフーガ風に書かれています。
フーガとは…、
冒頭に提示された主題(テーマ)が
複数の声部間で対位法に
次々と規則性を持って
模倣反復される楽曲。
アルマンド、クラント(クーラント)、
サラバンド、ジグ(ジーグ)は、
バロック時代の組曲の中の舞曲です。
41番、美しいメロディのアルマンド、
42番、軽快なクラント、
43番、優美な3拍子のサラバンド、
この3曲はシルコットの
「6つの組曲」の中の曲です。
是非、3曲共練習して
それぞれの違いやバロックの音楽を
感じてみてくださいね♪
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!