高校一年生
≪MY MUSIC HISTORY⓬≫
~10/26より「私の音楽の歴史」を
振り返りながら綴っています~
無事に受験が終わり、
高校一年生から大阪音楽大学の先生に
ピアノをみていただくことになりました。
「どんな先生なんだろう?」
その頃の私にとって「音大の助教授」は
まるで雲の上のような存在。
初めて先生のご自宅に電話をかけた日、
めちゃくちゃ緊張したことを
今でも覚えています。
初めてのレッスンの日、
大きな門の横にあるインターホンを鳴らすと
先生のお母さまが出迎えて下さいました。
レッスン室は二階にあり、
そのドアを開けると大きなグランドピアノが
ドドーンと2台、並んでいました。
伊藤恭子先生は、
電話の声から想像した通りの方でした。
すらっと背が高くて、お顔が小さく
外国人のように手足が長い。
白いお肌に大きな瞳、
ふわっと巻かれたツヤツヤな黒髪、
細くて通るきれいな声。
こんなに美しくて気高い女性と
今までお会いしたことがなかったので、
私は緊張のあまり固まってしまいました 😅
伊藤先生のレッスンは課題が多く、
テキスト4冊が全て新曲の時は
地獄でした…(◎_◎;)
ですが、練習不足でレッスンに行っても
先生は決して声を荒げたりすることは
ありませんでした。
いつも「あなたは、他にもいろいろ
忙しいのよね。」と言われました (^▽^;)
私は、先生の生徒さんの中で
異端児だったと思います ^_^;
今になってみると、
もっともっと貪欲に練習すれば良かった
と思いますが…💦
当時の私はピアノの他にも
やりたいことが多すぎて、
とにかく毎日忙しくて
時間が足りませんでした…( ;∀;)
to be continued…