音大生活(教育実習/後編)
≪MY MUSIC HISTORY㉗≫
~10/26より「私の音楽の歴史」を
振り返りながら綴っています~
教育実習中、2年生の音楽の授業と
2年3組の終礼を任されました。
加えて2-3の掃除の見回りも私の役目でした。
音楽の授業も終礼も掃除も難しいなぁ
と感じたのは、一部の男子生徒が
私の言うことを
「ちゃんと聞いてくれない」ことでした。
授業中も終礼中も、黒板に背を向けて
私を完全に無視するMくん。
どれだけ注意しても、
後ろの席の男子生徒と楽しそうに喋り続けて、
私の声は聞こえないかのよう… (^-^;
担任の先生によると、
Mくんは塾に行っているので成績優秀。
明るい性格でリーダーシップがとれ、
勉強もできるので、
みんな一目置いているとのこと。
その一方で、
音楽は楽譜が読めないから歌えない…
だから授業中あんな態度をとるのだと (-_-;)
教育実習では授業内容以上に
教師として生徒全員を引き付ける
話し方や振る舞いが
必要だと感じました。
もちろんたった2週間で
身に付けることは無理ですが、
中学生の心理をもっと勉強すれば
Mくんにこっちを向かせることが
できるかもしれないと思いました (^-^)
実習中に指導者の「責任」についても
より考えるようになりました。
「自分はまだ学生」そんな考えで
臨んでしまっていたことを反省して、
残り一週間は話し方を変え、
授業の進め方も改善しました。
授業や担任としては悩むことが
多かったのですが、
嬉しいこともありました (*‘∀‘)
S美ちゃんの仲良しグループが
私のことを「まりちゃん先生」と慕ってくれて、
放課後、毎日のように部屋に来てくれました。
当時流行っていた漫画の話をしたり、
「AくんはBちゃんのことが好きだけど、
BちゃんはCくんことが好きなんだよぉ♥」
なんて話をしてくれました (;’∀’)
to be continued…