ラジオCM

OL時代

≪MY MUSIC HISTORY㉞≫

~10/26より「私の音楽の歴史」を

振り返りながら綴っています~


制作管理に入った新人が

ピアノが弾けることは,

直ぐに広まりました (^▽^;)



H堂では40才になると

ディレクターと言う肩書が

与えられました。

ディレクターになると

残業が付かなくなる代わりに

自分で出勤時間を

決めることができました。


Nさんは当時の大阪制作室の中で

(私が知っている中で)

一番忙しいCMディレクターでした。

いつも撮影で国内外を飛び回り、

プレゼン前日は若いCMプラナーと共に

泊りがけで作業をされていました。


そんなNさんが社内に顔を出されるのは

いつも夕方以降でしたが、

私を見かけるたびに

「マリちゃん(音楽)やってる⁈」

と笑顔で声をかけて下さいました。


ある日、Nさんから

「マリちゃん、ラジオやってみない?」

と声をかけられました。

当時、CM予算が少ない場合、

外注せずに社内で音源を作ることが

ありました。


Nさんに呼ばれて

DX7を抱えてスタジオへ行くと、

CMプラナーのN尾さんと

女性ライターのTさんがいました。


「紳士服スリ―M」のCM曲には

サイモンとガーファンクルの

「スカボロフェア」が使われました。

ナレーションとギターの音源は

既に入れられており、

それを聴きながら演奏しました。

ソロパートは即興で弾き、

3回ほど録り直してOKが出ました。

私の音入れの後、

N尾さんとTさんによる

ボーカル&コーラスが重ねられて

幻想的なスカボロフェアが

出来上がりました。


数日後、自分が携わったCMを

ラジオで聞いた時は感動しました~✨



他にもTディレクターから

ピップエレキバンのラジオCMの

キーボードを頼まれて

参加させて貰ったり、

KDDのラジオのドラマCMで

女性の声を担当したりしました。


他の部署に配属されていたら

こんな経験はさせて貰えなかったので、

とてもラッキーでした✨


to be continued…

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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