ピアノ コスモス
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
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本日は「ピアノ コスモス」のご紹介です。
このテキストは1978年に発行されました。
当時を代表するピアノの
入門テキストと言えばバイエル☆彡
多くの子供たちが、
赤~黄色のバイエルを使っていました(*^-^*)
この「ピアノコスモス」は、
バイエルでピアノを弾く為の物理的
指のメカニズムの習得をすると同時に、
「音楽的表現が欠落しないように
幼いときから音楽性を育むことが大切」との
考えで作られました。
著者のお一人でいらっしゃる
成田稔子先生が書かれた文章を
要約してご紹介させていただきます。
「易しい曲であっても
その中に「音楽」が厳然と
内包されてあり、
弾くことによって
表現されることを待っている
「音楽」があります。」
「バイエル程度のテクニックで弾ける
易しい曲の中に「音楽」を発見し、
表現することに喜びを感じることが
子供なりの「感動」につながり、
その感動が、次への意欲をかきたてる…。
そういう曲を集めた曲集を作りたいと
いうのが望みでした。」
「弾くことによって
表現されることを
待っている「音楽」がある」
この文章から、
一音一音に思いが込められて、
一人一人に「表現」して貰うことを願って
曲が書かれていることに
改めて気づかされました。
その願いは、とても深いと感じました。
「表現することに喜びを感じることが
子供なりの「感動」につながる」
この文章にもハッとさせられました。
私は幼い頃、
練習が好きではなかったのですが、
ピアノに向っている時間は、
誰にも邪魔されない
大切な時間だと感じていました。
夢中になって弾くことも好きだし
頑張っている自分も好きだし、
何よりも
「出来るようになること」は嬉しいし、
口には出しませんでしたが(笑)
表現する喜びを感じていました。
成田先生のおっしゃる通り、
子供なりに「感動」を繰り返していたのだと
と思います。
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生徒さん達にも
自分だけの「感動」を
繰り返しながら進んで行って欲しい
と思います ✿ (*´▽`*)✿
まだまだお伝えしたいことがありますが、
今日はこの辺で… (^^)/
続きはまた明日…♥
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!