プレ インベンション

プレインベンション

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です。



今日ご紹介します

「プレ インベンション」は、

J.S.バッハを中心とする

ポリフォニー(複音楽)の初期段階の教材です。


初めてバロック時代の曲を学ぶのに

お勧めのテキストです。


将来バッハのインベンションを

弾いてみたい!と思われる方は、

こちらのテキストで両手の動きに

慣れておかれると良いと思います (*^^*)


当教室ではオンラインレッスンも

行っております。

「プレ インベンション」を使っての

ZOOMレッスンをご希望の場合は、

お気軽にお問合せ下さい。




✦✦✦



≪テキストの特徴≫


✦紫×黄色が1981年発行、

CD付きのピンク×黄色は

1997年に発行されました。




✦全56曲、ワンポイントアドバイスが

付いています。

曲の難易度と練習順も

記載されているので

簡単な順に弾いていくことも出来ます。





✦このテキストが終了したときに

バロック音楽に対する

「音楽の感性・知識の感性」が

習得できるように、

複数の旋律を聴き分けられる聴覚能力

複数の旋律を弾き分けられる技術能力

確認しながら練習しましょう…

と書いてあります (*’▽’)





✦✦✦



このテキストの曲は、

両手に旋律(=多旋律)が出て来て、

それぞれの旋律が独立性を

保ちながら進んでいく横の流れと

その組み合わせに重点が置かれています。


各旋律は声部とも呼ばれ、

2声、3声…と声部が増えるほど

難易度も上がります。




その為にバッハのインベンションや

フーガなどを学ぶ前に、

2声の短い曲でそれぞれの声部を

耳で聴きながら

独立して歌うように

弾けるようにすることが重要です☆彡



またバロック時代は、

これらの曲をチェンバロやハープシコード、

クラヴサン等で弾いていました。


その為、ピアノで弾く場合、

アーティキュレーションやタッチ、

フレーズなどの工夫が必要になります。


***


「プレ インベンション」は

どの曲も勉強になると思いますが、

私のお勧めは…、


26番のW.Fバッハの「春」

45番のパッヘルベルの「フーガ」

48番のヘスラーの「カプリッチォ」です。




弾けるようになると左右の動きが

とっても楽しいです ♥ (^o^)♥



本日もお読みいただき、

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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