モーツァルト ロンドニ長調 K.485

ロンドニ長調

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です。




このblogでは私が出会った曲や音楽について

綴っています…☘





よろしければ、

最後までお付き合いください☘






*****






当教室では遠方にお住まいの方に向けて

オンラインレッスンを行っております。

Zoom レッスンは、

大人のための

「継続レッスン」

初心者ピアノレッスン

ピアノ再開レッスン


ピアノ経験者のための

弾き語りレッスン」を行っております。

レッスン後には15分ほど

「質問タイム」も設けております♪



現在、Zoomによる無料カウンセリング

行っておりますので、

「お問合せ」よりお気軽にご連絡下さい。




対面レッスンも無料体験レッスン受付中です♪



目次

初めての発表会の曲♪


私は音楽好きの母の手ほどきで

ピアノを始めました。


始めてからは、

母とのおけいこが日課となりました。



母は自分が果たせなかった夢を

二人の娘に託し、

将来、姉と私のどちらかに

音大へ行って欲しいと

思っていたようでした。

(なので、とても熱心でした♡)




そんな気持ちは、つゆ知らず… 。

小学校に入学した頃から、

私の反抗心が強くなりました… (;^ω^)





母から注意されることが嫌で、

その気持ちが態度に出てしまうように

なりました… ^_^;





私が態度を改めないと、

母はプイっと背を向けて

ピアノの部屋を出て行ってしまうことが

多くなってきました。




母は「こんなことを繰り返していてはダメ」

と思ったようで… (^▽^;)

小学校2年生からは、

H先生のピアノ教室に通うことになりました。





そしてH先生が初めての発表会に

選んで下さったのがこの曲でした。





おそらく小2か小3です。

初めてこの曲を見たときのことは、

今でも覚えています。





なんて難しそうな曲なんだろう…( ;∀;)

①音符が小さい!曲が長い!

②トリルやターンがいっぱいある…。

③右手も左手の16分音符が沢山出て来る~💦




練習を始めると①~③以上に

この曲で初めて経験した

左手の4~6小節の保持音に苦労しました。




ロンドニ長調の魅力♪


この作品はモーツァルトの弟子の

シャルロッテ・フォン・ヴュルベン嬢のために

書かれたと言われています。






この曲の大きな特徴は、

冒頭主題が転調を繰り返すことです。

ロンドの多くは主題は主調で現れるのですが、

この曲はニ長調→イ長調→ト長調→ニ短調→ヘ長調

→変ロ長調となって現れます。





ロンド形式で主題自体がこれほど多くの調に

飛び回る曲は珍しいようです。



また、この作品のもう一つのポイントは、

提示部、展開部、再現部に分けられること、

つまりソナタ形式で書かれていることです。




ニ長調~イ長調が提示部、

ト長調の部分は展開部、

ニ長調で始まり変化しながらも

ニ長調で終わる再現部…。




ロンドでありながら、

ロンド形式以上にソナタ形式であることも

レアなようです。





曲としては、主要主題はシンプルなのですが、

そこに加えられた前打音や弾むようなリズムが

とてもかわいらしく、

それがコロコロ調を変えて何度も現れますので、

とても印象に残ります♡




とても魅力的な曲なので、

是非聴いてみてくださいね (´▽`)




本日もお読みいただき、

ありがとうございました (^o^)丿

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

目次