ショスタコーヴィッチ「こどもの音楽手帳」~ショスタコービッチピアノ作品集~

ショスタコーヴィッチ 子供の音楽帳

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です



***



本日はショスタコービッチピアノ作品集より

「こどもの音楽帳 作品69」をご紹介します。




この作品はショスタコーヴィッチが、

娘のガリーナの為に作曲したそうです (*^^*)



作品は「マーチ」「ワルツ」「くま」

「楽しいおはなし」「悲しいおはなし」

「ぜんまいじかけのお人形」

「誕生日」の7つで組曲になっています。




殆どの曲が単音で書かれていて、

7番「誕生日」以外は、

シャープが二つまでなので

譜読みはしやすいです (´▽`)




中でも6番の「ぜんまいじかけのお人形」は、

発表会の曲やコンクールの課題曲として

聞いたことがある方も多いと思います。





✦1番「マーチ」

C durの明るい曲です。

左手で二拍子を感じながら

同じ歩幅で進むイメージで弾きます。

4分音符を同じ長さで弾けるように

練習しましょう!





✦2番の「ワルツ」はa moll。

音数が少なく付点のリズムも

使われていないので、

リズムを揺らさずに

一音一音を大切に弾きましょう!





✦4番の「楽しいおはなし」は、

アクロバット的なスピードと

音使いが面白い曲です。


弾き始めのインパクトが重要なので

テーマはイキイキとした音で弾きましょう✨



3段目の4小節目からは

ガラッと雰囲気が変わります。

ピアノ(弱い音)とフォルテ(強い音)を

弾き分けて、更にフォルテの部分は

前の2小節と後ろの2小節で

音色を変えることができれば

ぐっと表情が出ます (^o^)丿




この曲はいろいろな要素が

詰め込まれているので、

フレーズごとにどんな風に弾くか?

考えてみながら取り組んでみると

楽しいですね!






✦6番の「ぜんまいじかけのお人形」は、

スラーの音も粒感のある「いい音」で弾けると、

曲の良さが際立ちます✨



左手に出てくる旋律も

右手と同じように弾くことが

要求されるので、

左手が得意になるぐらい

沢山練習してくださいね )^o^(





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本日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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