ピアノを始めるときに大切なこと❷

最近お気に入りのクッキー

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です。





本日は「ピアノを始めるときに大切なこと❷」

について、お話したいと思います。





よろしければ

最後までお付き合いください…🍀





※写真は私のお気に入りの

暮らしと発酵 mitsuyaのクッキーです♡


目次

最初が肝心


以前のblogで

「ピアノを始めるときに大切なこと」を

紹介しました。





具体的には以下の3つです。





1⃣正しい姿勢を身に付ける

2⃣正しい手指の形&使い方を身に付ける

3⃣おうちでの練習を日課にする





これだけなのですが…

この3つが意外と奥が深いのです (;’∀’)




まず一つ目の「正しい姿勢」。

実は「姿勢」の他にも

椅子と足台の高さ、ピアノと椅子の距離、

足裏を付けたときの足の向きや角度、

左右の膝の距離感など、

気をつけなくてはならないことが沢山あります。






当教室の初めてのピアノレッスンでは、

三善晃先生のピアノ・メソード1巻の

模範となる姿勢の写真を見せて、

生徒さんに真似して貰います。





次のレッスンでもそれを見せて、

又しばらくして忘れたら又見せるを繰り返し、

「正しく座ること」を当たり前としていきます。




2⃣についても同じく、レッスン開始時から

「正しい形&使い方」を教え、

できるようになるまで

方途を尽くして伝えていきます。





1⃣と2⃣についてはお子さまによっては

直ぐに身に付くこともありますし、

時間がかかる場合もあります。

個性に合わせて根気強く伝えていきます。




3⃣についても最初が肝心です。

テキストを貰った日から練習を始めて、

日常の中の「当たり前」とすることが大切です。

指導法を見直すきっかけ


私がピアノ導入期に1⃣2⃣3⃣を

大切に行うようになったのは、

今から20年以上前に

桐朋学園大学のピアノ指導法の講師、

辻井雅子先生のレッスンを

拝聴させていただいたことが

きっかけでした。







辻井先生の「導入期」の指導は、

驚きの連続でした。




生徒さんがまだ幼い年少さんでも

レッスンスタート時から

指先、手首についての妥協を許さず、

「いい指」「いい音」の指導を徹底されました。




両手弾きの曲に入ると、

「左右のバランス」が出来るようになるまで

丁寧に指導されました。



アーティキュレーションや

明るい音と暗い音で

指先のタッチを変えることも

早い時期から教えておられました。





「まだ指先のコントロールがままならない時期に

多くのことを要求すると(大変に感じて)

子供はピアノが嫌になってしまいませんか?」

と先生にお尋ねすると、





「大人が難しいと決めつけてしまうことも、

子供はそれが出来て当たり前だと思って頑張ると

できるようになるのよ。」

とおっしゃられました✨




先生のその言葉で、

私は自分で勝手に大変だと決めつけていることに

気付きました (;´▽`A“





講師は根気強く、

生徒さんの「出来る」を「出来た!」に変えて、

「出来ること」を増やしていくことが務め。




一人ひとりの可能性を

最大限に引き出す為にも

「最初から出来るを引き出していく」ことが

大切なのだと思いました。





その後、私は導入期の指導法の改善を続け、

根気強く、且つ無理なく進められるよう

一人ひとりに合わせた教材や伝え方の

オーダーメイドレッスンへと変えて行きました。






本日はこの辺で…🍀




最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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