細く長く
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室、
ピアノ講師の中村真里です。
※写真はTちゃんが叔父さんの結婚式で弾いた曲です。
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Tちゃんは向上心が強く、何ごとも
コツコツと努力する頑張り屋さんです。
ピアノも習い始めた当初から、
毎日練習を続け、めきめきと上達しました。
そんなTちゃんが小学校5年生になり塾に通い始め、
以前のように練習が出来なくなりました。
ある日のレッスンで、
Tちゃんは思うように弾けなくて、
涙ぐんでしまいました ( ;∀;)
「弾けない自分が悲しい…。」
Tちゃんの心の声が聞こえて来そうでした。
Tちゃんに限らず、皆さん塾へ行き始めると
途端に忙しくなります。
自宅に帰ってからも宿題に追われて、
自由な時間が減ります。
お子様の環境が変化したとき、
どんな風にピアノと向き合って行けば良いでしょうか?
先ずは、ピアノの練習時間が減ったことを
ネガティブに捉えないように
思考を変えることが大切です (*^^*)
ピアノの練習を「ゴム」に置き換えて
イメージしてみます。
「ここに一本の太くて短いゴムがあります。
このゴムは引っ張るとぐんぐん伸びます。
更に引っ張れば引っ張るほど、
細く長い形に変化します
長く引っ張った向こうの先は
「大人」になった自分です。
伸びたゴムが途中で太くなったり、
細くなったりしても大丈夫。
「大人」の方向に
細く長く伸ばし続けることが大切です。
お子様の環境が変わったとき
「練習量が減っても仕方ない。
細く長く続けることが大切!」と思えたら
これからもピアノと上手に付き合って行けます 。
今まで太く短く頑張ってきたTちゃんも
ゆるめることが必要。
これからは細く長く伸ばして行きましょうね。
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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。