アップライトピアノと電子ピアノ
ご訪問いただき、ありがとうございます。
石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
写真は(アップライトではなく)
グランドピアノと電子ピアノです (^_-)-☆
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今日はアップライトピアノと
電子ピアノの違いについて
書いてみたいと思います。
音が出る仕組み
①アップライトピアノ
指で鍵盤を押す力によってハンマーが弦を叩き、
弦の振動が音となって響きます。
弦の振動は、叩いた弦以外の弦やフレーム、
響板と呼ばれる木の板に伝わり、
ピアノ全体で共鳴して音が出ます。
弾き手によって音質が変化するので、
個性のある音色を出せます。
②電子ピアノ
指先で鍵盤を弾くことで電子的に振動を作り出し、
センサーが鍵盤のタッチを感知することで
スピーカーから発音します。
電子ピアノの音源は、
予め録音した音を再生する
「サンプリング音源」と
弾き方に応じてリアルタイムに音を生み出す
「モデリング音源」があります。
鍵盤構造とタッチの違い
①アップライトピアノ
鍵盤からハンマーの軸まで木材が使用されています。
そのため鍵盤は重厚感があります。
②電子ピアノ
耐久性の樹脂を使ったものが主流でしたが、
近年は木材を使ったものもあります。
メーカーによっては、
「ハイブリッド構造」と呼ばれる
木材と樹脂を組み合わせた鍵盤もあります。
タッチについては、
強い力を入れなくても弾けるものに加えて、
近年はアップライトやグランドピアノのタッチに
似せたものもあります。
≪電子ピアノの鍵盤の種類≫
- 樹脂鍵盤
プラスチックのような軽い弾き心地。
- 木製鍵盤
ほど良い重さが感じられる。
- ハイブリット鍵盤
木製鍵盤にアコースティックピアノの
鍵盤アクションも搭載されている。
サイズの違い
①アップライトピアノ
約200~250㎏と大変重いので
マンションの規定に収まらなかったり、
戸建ての2階以上では床の補強が必要なこともあります。
消音装置を付けると音量を控えることができます。
②電子ピアノ
ポータブルタイプでは10~20kg程度、
大きなグランドタイプでも100~150kg程度です。
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私が教室を始めた頃は
お母さんが子供の頃弾いていた
ピアノで練習している生徒さんが殆どでしたが…
現在は大人の生徒さん以外、
殆どの生徒さんが電子ピアノで練習しています…(;”∀”)
次回も引き続き同じテーマで
書いてみたいと思います。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました (^O^)/