バッハってどんな人?~インベンション編~
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石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室
ピアノ講師の中村真里です。
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「ピアノとの向き合い方」、
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ここ数日バロック音楽のテキストを
ご紹介させていただいたので
本日はバッハについて書いてみようと思います☆彡
バッハについて
「バロック音楽の重要な作曲家の一人で、
鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、
当時から即興演奏の大家として知られていた。
バッハ研究者の見解では、
バッハはバロック音楽の最後尾に位置する作曲家として
それまでの音楽を集大成したとも評価されるが、
後世には、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり
音楽の源流であるとも捉えられ、
日本の音楽教育では「音楽の父」と称された。」
(ウィキペディアより)
バッハは代々の音楽家の家系に生まれ、
一族からオルガンも学びました。
キリスト教の教会音楽家として
プロテスタントの信仰を持ち、
人の心を音楽で癒し
神の創らせた世界に調和し、
美しきものとするために
神が人間に音楽を与えたのだ
と考えていたそうです。
バッハが生まれる前の
中世と呼ばれた時代は、
器楽より歌の作品の方が
多く作られていましたが、
バッハが生まれた頃から
器楽作品の占める割合が増え始めました。
その後、器楽作品は声楽では不可能な
器楽特有の表現を持つ楽曲へと発展します。
バッハが作る曲はポリフォニーで、
ピアノの場合、
左右に独立した旋律(メロディ)が
モチーフを描きながら進みます。
各旋律は声部とも呼ばれ
2声、3声、4声と増えるごとに
複雑になり、難易度も上がります。
他の作曲家たちは
旋律×伴奏のスタイルへと転向していく中、
バッハはポリフォニーを貫きました。
バッハの作品の中でも
インベンションは、
一つのテーマだけを使って
各声部を拡大させて書かれています。
右手も左手も同じテーマだけで
曲を作ることは、
とても複雑で大変な作業なのですが、
聞く側にはその重ねられた旋律の進行が
とても心地よく感じます。
高度な技術を使いながらも
自然な楽曲に聞こえることも
バッハの成しえた偉業の一つと言えます。
続きはまた明日 (^o^)丿
本日もお読みいただき、
ありがとうございました!