ギロックってどんな人?

gillock pieces for children

ご訪問いただき、ありがとうございます。

石川県金沢市(泉野町)のまーぶるピアノ教室

ピアノ講師の中村真里です



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本日はギロックについてご紹介します。



ギロックは1917年生まれの

アメリカの作曲家、ピアノ教師です。



ミズリー州のラッセルに生まれ、

5歳の頃にピアノのレッスンに

通い始めました。





高校卒業後、

セントラルメソジスト大学に進学しますが、

音楽ではなく美術を専攻します。


ですが音楽の道を諦められず、

ナニー・ルイーズ・ライト教授のもとで

作曲を学ぶことになります。





大学卒業後は英語、フランス語、美術の

高校教師として4年間働きました。


第二次世界大戦中はニューオリンズの

航空機関関連会社で機械製図を

書く仕事をしていました。

この頃にジャズとも親しんだと言われています。




戦後は広告代理店でデザインの仕事をしながら、

歌の伴奏をしていましたが、

やがてピアノを教えるようになりました。




その後テキサス州ダラスにおいて、

ピアノの教育、作曲活動のほか、

全米音楽教師協会評議会のメンバーとして、

ピアノ教室の講習会、

オーディションの審査のために

アメリカ全土を回り、

全米音楽倶楽部連合会の会長も務めました。





ギロックの作品は高度なテクニックは

必要としないものでありながら、

美しいメロディ、独特なハーモニー、

リズムの面白さなど

個性的な魅力に溢れています。



ロマンティックなもの

クラッシックなもの、

ポリフォニックなもの、

アメリカらしいフォークや

ジャズスタイルのものなど

ジャンルが広く、

多くの人に親しみやすさを感じさせます。




それらの作品には、

ギロック自身が現場の教師であったこと、

苦労して音楽を学んだことが、

作曲上の大きな特色となって表れています。






✦✦✦



今回より深くギロックについて調べてみて、

音楽以外の道に進んでも

諦めずに追い続け、

更に違う環境で経験したことで

音楽の幅を広げ、

様々のジャンルの作品を作ったこと、

更に全米の音楽の為に尽力し続けたことを知り、

改めて素晴らしい人物だと思いました。



(ギロックが広告代理店に

お勤め経験があることにも

嬉しい驚きを感じました…(*‘∀‘))





明日は「こどものための作品集」より

お勧めの曲をご紹介します (^o^)丿

本日もお読みいただき、

ありがとうございました!




(参考資料:https://gillock-association.jimdofree.com/)
(参考資料:http://www.gillock.jp/about/)


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この記事を書いた人

初めまして!ピアノ講師の中村真里です。
ここでは私が今まで培ってきたピアノのノウハウをもとに「効率の良い練習方法」や「子どもたちにお勧めのテキスト&レアな曲」などを綴っています。ご興味を持っていただけましたら嬉しいです!

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